珈琲豆知識(珈琲ができるまで編その1-コーヒーの栽培)
コーヒーノキのルーツはエチオピアで自生し発見されたアラビカ種といわれています。それがいろいろな経緯で世界に広まりました。
コーヒーノキは被子植物門双子葉植物網アカネ目アカネ科コーヒーノキ属に分類され80種ぐらいあるといわれています。
その中で商業作物として流通しているのはアラビカ種とカネフォラ種です。
アラビカ種はブルボン、ティピカ、カツーラ、ゲーシャなどがあり流通量の65%を占め我々に馴染みのある高品質な珈琲のほとんどはこれにあたります。
カネフォラ種ではロブスタが有名ですが、標高が高くなくても栽培が可能なことや耐病性に優れていることから普及してきました。主にはインスタントコーヒーや安価なブレンドコーヒーなどの原材料として使われることが多いようです。
コーヒーの栽培はコーヒーベルトと呼ばれる南緯25度北緯25度の熱帯域約60ヵ国で栽培されています。
日本ではどうかと言うとコーヒーベルトにギリギリ引っかかる沖縄と小笠原諸島で商用栽培が行われていますが、流通量は少ない様です。
コーヒーノキは伝統的にはシェアードツリーと言って大きな木の木陰で栽培されるのが一般的でした。これは種子がゆっくりと熟して品質が向上するからでした。
近年、大規模な農園に置いては生産性をあげるため育成時間が短くてすむよう直射日光をあてる栽培方法増えています。
ゆっくり熟成させると言う意味では標高も品質を決める要素ひとつとなっています。標高が高ければ気温は下がりゆっくりと実が熟し、種子はより密になって複雑な味わいが生まれます。
昔はコーヒーの値段が決まる要素として品質以前に標高があったと聞きます。我々もネット販売において焙煎豆を紹介する時には、産地や精製方法の紹介とともに標高を記載するのは今でも評価する上での指標の一つになっているからです。